大学と家の間の道のり、そして成績

大学の喫煙所で「大学と家の距離が遠い奴のほうが成績が良い(場合が多い)のは、遠いから頑張って通学しようとするおかげで授業の出席率が高くなるからであり、その結果として成績が良くなるのだ!」と力説している人がいた。明らかに自己正当化な話し振りだったが。
それについて思ったこと。
まず、「遠いから頑張って通学しようとする」という時点で意味が分からない。遠いことと頑張って通うことの関係が分からない。*1


僕の考えでは、まず大学選びの時点で成績が左右される。

  • (距離に関係なく)その大学で勉強・学問をしたい(する必要がある)という理由で選んだ人
  • 近くて通いやすいからという理由で選んだ人

両者の間には明らかにモチベーションが違いがある。
うちの大学は 2 学期制(エセ・セメスター制)なのでそれほど長期に渡るモチベーションの維持は必要ないけれど、それでも出席率の問題で単位を落としているアホは山ほどいる。*2
目的意識がない人間は必然的に失敗する。だってそうだろ?何の努力をすればいいのか分かってないんだから。もちろん目的意識があっても努力の仕方を間違えれば失敗するだろうけどね。
それに遠いから授業の出席率が高くなるんじゃなくて、講義を聴きたいから出席率が高くなるんだろ。 ( ( 聴く意味がない || つまらない ) && 出席を取らない ) 講義は出なくても問題なし。面白いと感じる講義なら特別な努力をしなくても成績は良くなるし、つまらない講義は C *3 以外の成績なら何でもいいという風になる。
元の命題の反証も当然可能。学校―家の距離が近くて成績が良い奴はいるし、遠くても成績が悪い奴もいる。これは僕の個人的な経験上の知識なのでどの程度の割合なのかは知らない。


とまぁそんな風に思うわけ。
もちろん例外的にやる気がなくてもめちゃめちゃ成績が良い奴はいるよ。それは多分、逆セリエ A*4 的なものだと思う。個人の能力と学校のレベルが釣り合ってない。
ここまで書いて思ったけど、このエントリも自己正当化・自己弁護の類だよね。
僕が遠い学校に通っているのは地元の大学に通うよりも学費が安かったから。

*1:僕もそこそこ遠い距離を通学しているけど頑張っているという感覚はない

*2:もちろん病欠が多くて単位落としたとかは別

*3:電大は SABCD_ で成績が付きます

*4:かってに改蔵のネタだったような気がする