技術者倫理の講義が終了

あとは結果待ち。
と言ってもこの講義は授業内レポートだけで成績が決まるらしいので、テスト対策みたいなのはしていなかったけど。
ちなみに授業内レポートっていうのは、教官の講義が終わったあとの残り時間*1だけでレポートを完成させて提出するという荒行。
何ていうか、授業内レポートは如何に素早く思考のギアをトップギアまで持っていけるかってのが重要だよな。
授業前にレポートに書くネタを用意出来ているのがベストなんだろうけど、さすがにそこまで時間をかけられないから、どうしても授業が始まって、教官が講義をしている間にネタを思いついて書き始める必要がある。
特に僕みたいに手が遅い人間はね。
でもまぁいろいろ鍛えられた、良い授業でした。


それからこの講義で使ったテキストが結構良書だったので紹介。

工学倫理の本なんだけど、後半は企業倫理の話も結構出てくるので、勤め人にならざるを得ない人 ( 自分含め ) にお薦め。
あと、本にも書いてあるけど、「なんで工学部なのに倫理まで勉強しなきゃいけないの?倫理って文系科目でしょ?」って人にも。
その向きには倫理的想像力の話がとってもタメになると思う。
ついでにこの本の著者の一人、伊勢田哲治先生の本のアフィも貼っておきますw
この本は本当にお薦め。哲学に興味がある人にもクリティカルシンキングに興味がある人にも。
考えるってことに興味がある人には特にお薦め。もしかしたら光が差すかも知れません。
哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))
伊勢田 哲治
筑摩書房
売り上げランキング: 10187

*1:他の先生を知らないから何とも言えないけど、 20 〜 30 分くらいか?