アカデミックスキルズ読了

一通り読み終わったので、前回書いたことの簡単な補足。
「前回学び方を知らない大人にもお薦め」って書いたけど、これは、考えたいことがあるけれど、どうやってそれを考えていったらいいのかわからない人ってことね。
この本の内容は、技術的な面については本当に基本的なことが中心に書かれているので、多分知ってることとか、既に体得していることのほうが多いと思うんだよね。
それなのに何故薦めるかっていうと、学んで問うっていうことに対する姿勢の参考になると思うからなんだよね。
例えば、大抵の人は何らかの趣味を持っていると思うんだけど、それらは少なからず人文や社会、経済、芸術、科学、といった学問的な物の影響を受けていると思うんだ。
ということは、それらについて深く知ろうとしたときには、必ずしも厳密である必要はないけれど、ある程度は論理的に考える必要があると思うんだよね。
そういったときに、今までそういう方面に対して興味が無かった場合*1、どういった態度で、それらに接していけばいいのか良く解らないことが多いと思うんだけど、この本は学問に接するための出発点を与えてくれる気がするんだ。
どういうきっかけで考え始めるのか、それは各々の状況によって違うんだろうけど、やっぱり学び方っていうのは王道しかない*2と思うんだよね。
どんな趣味でも先人の行動を参考にするだろ?
学問って奴は、そればっかりを考えてきた物好きが作り上げてきた体系なんだから、その道のプロから学ぶことは非常に大きいと思う。
俺は俺の道を行くんだ!って人も、自分のやり方を見つけるまでは、借り物だと思って、先人が編み出した手法を使えばいいと思うんだよね。


今日の文章は酷いなw
「思う」ばっかりじゃんかw
自信がないなら書くなよw
あ、それから僕は「学問」って言葉が凄く嫌いです。
重々しい感じがするし、型通りにやれって言われてる気がするから。


関連エントリ
知を鍛えるための手段を知る - 嘘日記(慣性)

*1:僕のことです。コンピュータが好きな癖にソフトウェア面もハードウェア面も理論の部分にはほとんど興味がありませんでした。

*2:森博嗣の作品から借りてきた言葉。作品名忘れたorz