文章を書く力というのだな、あれだ、きっと

書けば書くほど上達するというのは本当だろうか。
以前から、その時々の自分の文章を読んでは「相変わらず幼稚な文章を書いてるな。全く進歩が見られない」としか感じられずにいるんだけど。
受験勉強の常識では「ある程度のインプット(理解の伴う記憶)が無ければ、意味のあるアウトプット(得点出来る解答)にはならない」ということになっているけれど、受験勉強以外にもやはり適用出来るではないだろうか。
例えば先ほど書いた自分の読書ノートの文章
句読点の打ち方が非常に気持ち悪い。
そして、それは今現在書いているこの文章にも言える。
これは僕が句読点の打ち方を知らないからではないだろうか。
僕は現代国語について、ほとんど勉強をしたことがない。
理系の大学受験の現国なんて普通はセンター試験しかないから、最低限の読解力と多少の語彙があれば簡単に満点が取れてしまう。
解答作成のために文章を書くことさえしない。
小論文があれば別だけど。
とここまで書いて学校批判に走りそうになったけど、辞めた人間が叩くのはあれだな。
閑話休題
だからある程度のインプットは必要なんじゃないだろうか。
純文学のような文章でもなく、評論文のような小難しい文章でもなく、もっと自分の考えや感情を表現するための文章、つまり自分が読んでいて心地が良い作家の文章だ。
そういう作家の文章を覚え、書き写す。
自分の文章を書くときは文体を真似し、気に入らない部分(自分のリズムに合わない部分)を直す。
そういう練習が必要なんじゃないだろうか。


わーい、とってもありきたりな結論に達したぞ!
どこかの書評ブログとか自己啓発ブログとかそういうのに書いてありそうだなー、っていうか似たようなのを読んだ気が。
文章力を鍛えよう系の新書にもきっと同じことが書いてあるな。