福島聡作品を読み返した

福島聡の漫画を読む以前も当然漫画好きではあったんだけど、ヒネクレた読み手*1としての原点というか原始体験はやはり福島作品にあるんだろうなぁ。
などということを改めて感じた。
出版された当時の「鵺の砦」の読後感は、良い意味で最悪だったんだけど、今回読み返してみて違う感触を得た。
というか、作品そのものについての感想・感情ではない。僕自身についてである。
僕自身について、以前にも増して無抵抗な読者になった、ということを感じた。
冒頭の「ヒネクレた読み手」と相反するような感触ではあるが、矛盾していると言えるだろうか。
「ヒネクレた読み手」が読む対象は作品であり、今回、僕が読み取ったのは「読み手としての自分の姿勢」である。

まとまんねー。
やっぱ矛盾してんなー。

*1:漫画以外の媒体を含めたときの僕のスタンスとして。