C の入門書

C の入門書って良い本が少ないよな、何故か。
ポインタで挫折した!みたいな人には「ポインタ完全制覇」とか色々良い本があるんだけど。
たまにはブックリストでも作ってみようか。
順番はそれっぽく見せかけて適当。

ロベールのC++入門講座

C も C++ も入門書レベルじゃ大して変わんないじゃん、というわけでお薦め。いやほんとは全然違うんだけど。
超解りやすい。でもその代わり超分厚い。
どうしても Java じゃなきゃ嫌なんだ!っていう人には創る Java とかどうですか。ダメですか。

C言語ポインタ完全制覇

ポインタの分かりにくさの原因が分かる本。
イタい系のブログとか Web サイトみたいに文章の途中でフォントサイズが変わったりするのがアレだけど、個人的には前橋さんの本は好き。
Diksam 頑張って!僕は当分使わないと思うけど!

ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道

第 1 章で「プログラミングの初心者は対象にしてない。 C の基本文法ぐらい押さえてる人対象」とかって書いてあるけど、本編始まると超初心者に優しい。ツンデレ!もしツンデレじゃなかったら man の使い方なんて解説してくれるわけない。
青木さん、これからも頑張って下さい。ふつパイラまだ買ってないけど、頑張って下さい。

S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル

S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル / 玉井 浩
3世,サムエル・P. ハービソン, ガイ・L.,ジュニア スティー
エスアイビーアクセス ( 2008-10 )
ISBN: 9784434124235
おすすめ度:アマゾンおすすめ度
全く初心者向けの本ではないけど、手元にあると便利。
この本より詳しい情報が欲しかったら、もう仕様書を読むしかない。
K&R よりも役に立つ。っていうか K&R は別に役に立たない。
難点を挙げるとすれば、訳語かな。プロトタイプが「原型」となってたりして意味を理解するまでに 10 秒くらい掛かった。

プログラミングテクニックUNIXコマンドのソースコードにみる実践プログラミング手法

この本も初心者向けじゃない。でもこの本を全部理解したら平均的な C プログラマよりも良いプログラマになれるんじゃないでしょうか。
ちなみに僕は全然理解してません。頑張る。

30日でできる! OS自作入門

最後に初心者向けの本。
初心者向けなんだけど、いきなりプログラマの 2 つのゴールと言われる内の 1 つ、 OS プログラミングを始める本。もう 1 つのゴールは処理系らしい。
今時アセンブリからプログラミングを始める本なんてなかなかないよね。
こういう本に(良い意味で)ハマると間違って OS 製作がライフワークになってしまう可能性もある。っていうかそういう先人多すぎだろ。
まぁそれも良いと思う。
ちなみに僕はちゃんと読んでません。すいません。頑張ります。