マカーと Windows ユーザーの違い

iPhone情報整理術を読んだ友人がレビューで「有料アプリの話題が多かった」というようなことを書いていたのを読んで思った文化の違い。
以下私感。
それから「 Apple 信者」などと書いているけど、全く敵意はない。どちらかといえば羨望。僕もマカーになりたい。お金ない。年を越せるか心配。


実際どの程度の差があるのかは知らないけど、 Apple 信者たちは Windows ユーザーに比べて、気軽にシェアウェアを購入している(気がする)。恐らく、シェアウェアに対する認識が全く違うのだろう。文化摩擦を起こしそうなほどに。
Windows 向けシェアウェアMac 向けシェアウェアの品質の差も大きいように感じる。この差が気軽さを生み出しているのではないか。
Windowsシェアウェアは「え、これで金取るの?ひでぇwwww」みたいなのが多いが、 Macシェアウェアは妥当な感じがする物が多い。
クオリティがある程度の水準を維持しているというのが大きい。出来の悪いものは、より出来の良い同系統のソフトウェアとの競争に敗れ、淘汰されていったのかも知れない。
もう一つ思いつく理由としては信者の存在がある。
特に初期からの信者は Mac の価格的な面から見て裕福層が多かったのではないか。裕福であれば、貧民よりはソフトに回す金もあるだろう。
コミュニティへのお布施的な意味もあるかも知れない。


などと、決定的でない理由を書いてみたけれど、「 iPhone 情報整理術」の著者たちは確か二人ともマカーだし、上で書いたような文化の中で生きてきた結果が著書に繋がっているのではないかと思う。


補足というか Windows ユーザーがフリーライダー割れ厨ばかりではないという擁護をしておくと、 DAW なんかのアプリケーションはかなり品質が良くなってきていて、しかも価格が下がってきたのでそこそこ売れているらしい。個人的には Tracktion3 がオススメ。
それから MS Office 互換の Kingsoft Office もオススメ*1。あれは大丈夫なのかというくらいデザイン面をパクっているのでその点がアレだが。
Adobe 製品も結構売れているようだ。価格は高いけど、 Adobe だし仕方ないよねー、みたいなノリで個人ユーザーも買ってる。これに関しては Apple 信者と共通する何かを感じる。*2


マカーじゃない iPhone/iPod touch ユーザーはどうするのか?
ミーハーなだけだというのが僕の中での印象。

*1:KSO は不満点というか意味不明な挙動も多いのでその辺をどうにかして欲しいと思わなくもないけど

*2:補足:ということはコメント欄で書いたことを考えると個人ユーザーという書き方と若干の矛盾を生じますね