僕は何を求めているのだろうか

去年のことを少し思い起こしてみたのだけれど、何か得られた物はあっただろうか。
何を求めてこの道を選んだのだろうか。
ただ何と無く選んで、また一年を無駄にしたのではないだろうか。
去年もこのエントリに類する物を書いたことはなかっただろうか。
去年だけじゃなく、一昨年も、いやそれ以前にも何度と無くそう思い続けてきたのではないだろうか。
時折思い出そうとしなければ忘れてしまう程度の物だったのか。


人間が忘れてしまうのは仕方がない。
そういう仕組みになっている。
むしろ意識的に記憶を掘り返すことによってのみ、その意志は意識に刻まれる。
これが正しいプロセスなのだ。
去年の自分のそれぞれの選択は重要ではない。
重要なのは全体として自分がどの方向へと流れているのか、その一点に尽きる。
このようなエントリを書くことによって自分の意志に沿う流れに向えるのであれば、これが正しいプロセスなのだ。
たとえ明日が微積分の定期試験だったとしてもそれは瑣末な出来事に過ぎない。