ありとあらゆる変態が集う - TAGRO 「変ゼミ ABNORMAL PHYSIOLOGY SEMINAR 1」

変態生理ゼミナール、それは変態が集い、変態を観察し、より変態になっていく場所。
そういうマンガ、ではない。
下ネタのオンパレードと言えば、個人的には記憶に新しい「仕切るの?春日部さん」があるが、あれとは一線を画す下ネタマンガだろう。
あちらは中学生下ネタを超え、もはや哲学書と呼べる域に達しているのに対し、こちらはもっと現実に対して即効性のある自己啓発書的実用書的な内容となっている。
何といっても、この「変ゼミ」は下ネタだけではなく、汁も大量に描写されている!!
これだけで実用性は十分だろう。
よくこれで成年コミック扱いにならないな、と不思議に思う。
水越さんなんてストレートすぎてネタになってないだろ。 ( まぁ存在自体がネタといえばネタだけど )


ともあれ、マンガとしてはなかなかオススメ。
久米田康治的なギャグが好きなら割とすんなり逝けると思う。
新たな自分探しのきっかけとして如何だろか。

西尾維新の帯コメントに「馬鹿な…変態しかいない…!」と書かれているのを見たときは、何かの冗談だと思った。
西尾維新も相当の変態だと思っていたので。