トレインスポッティング

ジャンキーたちの最低な日常を描いた作品。
薬を良くも悪くも描いていない感じの映画でした。
あとグロいシーンもあるので、そういうのが嫌いな人は注意してみたほうがいいよ。


レントンは絵に描いたようなジャンキーだけど、何故かカッコいい。
いやカッコいいとはちょっと違うかもしれないな。
ただ、僕があーいう感じの人に憧れてるのは間違いない。
まともとバカの境界をウロウロしている辺りが堪らない。
それとは対照的にベグビーのDQNさ加減は凄い。
あそこまで最悪な人間を作るのは、なかなかに難しいな。
パッと見から既に悪人なベグビーと表面上はその辺にいそうな若者のレントン
この対比は非常に興味深かった。
っつかスタンダードな表現なので解り易かった。


途中、結構グロい表現があるけど、あれは結構ヤバイね。
鬱に行きそうになること請合い。
物語の中盤で死んじゃった赤ちゃんが天井を這ってくるシーンなんてマジで怖いです。
それだけで一本逝きたくなりますよ。
あとベグビーが見境無しに人を殴るから流血シーンも多い。
しかも生々しい。
ラストのビールジョッキで殴るシーンなんて本当に痛そう。


作品の存在はエウレカセブンで知った*1
ユアン・マクレガー主演作品を観るのってこれが始めてっぽい。

*1:主人公の名前が同じ