日本語壊滅?

日本語壊滅 - 内田樹の研究室
僕はリンク先の話題の年頃な人なんだけど、ここまで酷い人たちは見たことないんだよなー。
単に僕自身の日本語の語彙が少なくて、その問題を認識出来ていないという可能性もあるけれど、内田さんの文章ぐらいの語彙なら、一応理解出来てる(つもり)。


そもそも1次情報はどの程度信頼出来るのだろうか。

独立行政法人メディア教育開発センターの小野博教授(コミュニケーション科学)が平成16年、33大学・短大の学生約1万3000人の日本語基礎力を調べ たところ、国立大生の6%、私立大生の20%、短大生の35%が「中学生レベル」と判定された。

また孫引きかよ>tobira
この33大学・短大というのはどこの大学のことなのだろうか。
中学生レベルと判定された学生は、特定の大学*1に偏っているのではないだろうか。

昨年度の同様の調査では、中学生レベルの学生が60%を占める私立大学も現れた。

こういう大学は入試がないような大学じゃないの?
受験者を集めるために入試を(事実上)無くして、全くといっていいほど勉強をしてこなかった人間を入学させてるんだから仕方が無いと思うけど。
学力のある受験者を集められない大学側の魅力の無さのほうが問題なんじゃないかな。


と、ここまで書いてみたんだけど、どうもミスリードしている気がしてきた。
自分の読解力の無さに絶望。


そういえば

あの「辞書をさくさく引く」という作業もけっこう重要な身体訓練であったような気もするのである。
だって、「ほとんど同じような文字構成の単語」が紙面一杯に拡がっている中から、場合によっては最後の一字だけで前後と差異化されている単語を瞬時に発見する能力を涵養していたわけである。

って書いてあるけど、電子辞書も大して変わらないと思うんだが。

*1:いわゆるFランク