最終回・さようなら椎茸。

強迫性障害というものなのかも知れない。
幼い頃からアブノーマル側に回らなければいけないと思って生きてきた。
勝者に対する敗者や必要悪といったような立場が神に与えた唯一の立場で、また、周囲が僕に求める唯一の価値なのではないかと。
しかし、実際には何も与えられていないし、求められてもいない、自分の内には価値なんて最初から最後まで存在したことがない、ということを知り愕然とした。
今は陳腐な文章を書いて自己満足に浸る自分に気付いて嫌悪感に満たされる。
自分に対して自己嫌悪以外の感情がない。
もう駄目だろうな。


ちなみにサブタイトルはドラえもんインスパイヤされて考えました。
椎茸なんて嫌いです。